


チェンナイ日本商工会
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チェンナイ日本商工会へようこそ!
チェンナイ日本商工会は日印間の産業発展、貿易振興、交流促進に協力するために設立され、関係情報の収集・交換、並びに会員相互の利益と親睦を図ることを目的としております。また、分野別委員会活動を通じ、 タミル・ナドゥ州政府に対する提言の取り纏め、会員共通の利益となる諸活動の展開や障害となる諸問題の解決に向けた活動を展開しております。
会長ご挨拶
ご挨拶
在チェンナイ日本商工会会長の、伊藤です。
国際社会の歴史的転換期を迎え、新興国や途上国が台頭し、様々な課題が絡み合う複合的な危機が高まっている今日、自由で開かれたインド太平洋戦略は、国際社会において大変重要な役割を担っています。中核的理念である、「自由」、「開放性」、「多様性」、「包摂(ほうせつ)性」、「法の支配」の尊重は言うまでもなく重要です。
我々が生活し、仕事をしているインドも、自由や民主主義、法の支配といった基本的価値観を共有する国であり、QUADの仲間でもあります。日印関係は過去一番強固といっても過言ではなく、我々もこの追い風を受けて日々仕事しており、所属する企業、株主、従業員はもちろん、州政府、パートナー企業、地域に貢献する事により、確りと自由で開かれたインド太平洋戦略の一翼を担っているわけであります。
ご苦労も多いと思います。ご負担も多いと思います。それでも我々は、与えられた職務を遂行しているわけです。
そんな皆さまの お仕事でのご活躍、生活での安全・安心を維持・継続・強化するために、在チェンナイ日本国総領事殿のお力をお借りし、総領事館のご支援を賜りながら、在チェンナイ日本商工会は活動しております。
在チェンナイ日本商工会は、日印間の産業発展、貿易振興、交流促進に協力することを目的とし、併せて関係情報の収集・交換、並びに会員相互の利益と親睦を図ることをその目的としています。又、分野別委員会活動を通じ、タミルナドゥ州政府や日本政府に対する提言の取り纏め、会員共通の利益となる諸活動の展開や障害となる諸問題の解決に向けた活動を展開しております。
今後も会員企業の皆様と共に積極的に活動してまいりますので、
引続き活発にご参加・ご活動賜りたく、何卒宜しくお願い致します。
伊藤 輝
総領事ご挨拶
チェンナイ日本商工会の皆様、こんにちは。
昨年6月初めにチェンナイ総領事として着任以来、はや1年が経とうとしています。
新型コロナ禍は、1年以上の長きにわたり、我々の仕事や生活に試練を与え、また、企業活動にも大きな制約や困難を与えてきました。私は、当地と日本との関係強化・拡大に努めたいと思いつつ、着任以来、新型コロナ禍への対応や対策、在留邦人の安全確保、日系企業の円滑な活動の支援に注力してまいりましたが、今日においても新型コロナ禍下の状況への対応が最優先課題です。
このような中、本年4月の州議会選挙で勝利し、5月7日に発足したスターリンDMK政権は、発足当初からコロナ対策に最優先で取り組み、ロックダウン措置もより厳しいものとしています。また、チェンナイ日本商工会会員の多くの方々が、すでに、一時帰国されたか、その準備をされていることとも承知します。
ロックダウンの効果やワクチン接種の進展等による状況改善に期待しつつも、現時点では、先行きが不透明であることは否めません。今暫く、安全と健康を最優先に行動し、色々な物理的制約に甘んじなければならないでしょう。しかし、この時こそ、これまでのことを見直し、今後のことを前向き、建設的に考える良い機会ととらえ、コロナ禍収束後のチェンナイ、タミル・ナドゥ、南インドにおける皆様の生活や活動、企業の運営や戦略等について種々検討できるのではないかとも思われます。
コロナ禍が一刻も早く収拾し、より良い環境の下で、会員の皆様が安心して活動でき、日系企業がより良い成果をあげることができ、日本と南インド諸州との関係拡大、強化に一層寄与できるようになることを切に願います。そのために、会員の皆様が直面する問題等には、その解決に向けて皆様と一緒に取り組んで参りたいと思いますので、ご指導ご鞭撻、そしてご支援賜りますよう、宜しくお願い致します。
皆様のご健勝とご活躍、並びにチェンナイ日本商工会のご発展をお祈り申し上げます。
夛賀 政幸
令和3年5月22日